ホームページ制作フリーランスの方へ
ホームページ制作をされているフリーランスの方へご提案
2022年頃より、フリーランスの方々から毎日のようにホームページ制作の業務提携をご依頼される問い合わせをいただいております。
今まで弊社にお問い合わせ頂きましたことにお礼申し上げます。ありがとうございます。全て内容は拝見しておりますが、毎日の業務が多忙で各々お返事ができておりませんこと、誠に申し訳けございません。
業務提携のお問い合わせは、2023年8月28日現在でご依頼件数は400件を超えています。
ご依頼のお仕事内容は、デザイナー、コーダー、システム開発の順ですが、デザイナーの方が圧倒的に多いです。お問い合わせは日本全国はもちろん、海外在住の方もいらっしゃいます。
ほとんどの方は制作実績をお知らせいただいておりますので、全て確認させていただいております。それを確認した上でご提案をしたいことがあり、このブログを書いた次第です。
ホームページ制作実績の確認
ホームページ制作実績の分析
制作実績を拝見し、そのサイトを分析させていただいております。分析項目は以下の4つです。
- サイト表示スピード(PC、スマホ)
- バリデーター
- 画像処理の最適化
- SEO対策(基本記述の有無)
分析結果
今まで、お問い合わせ頂いた方のほとんどが、上記の分析結果に問題がありました。具体的に申しますと、画像データー量が大きすぎる、altタグが空欄、meta descriptionが空白または全ページ同じ内容、<h1>タグが無い、見出しタグが昇順になっていない、文字とバックグラウンドカラーのコントラスト比が小さい、などです。
分析結果が悪いと何が問題か?
ブラウザからホームページを確認すると特に問題はないように見えますが、このような問題があると、ユーザビリティの良いサイトとは言えなくなります。それが結局ユーザーの離脱率に繋がったり、SEO対策に悪影響を及ぼしたりします。
コーダーをやられている方は、デザインカンプ通りのコーディングとなり制限された範囲での作業となりますので、思っていてもできないことは多々あるのは理解しています。ジレンマを感じていらっしゃる方が多いかもしれません。
フリーランスの生き残り激化
先にお伝えしましたように、弊社だけでもコーダーやウェブデザイナーの方から業務提携のご依頼が約1年半で400件を超えていますので、世の中にはフリーランスのコーダーやデザイナーの方の数は膨大だと予想できます。言い換えれば、競争が激しく仕事を取るのがとても難しくなるのは目に見えています。
強みを出す
フリーランスの同業者が多く存在するということは、当然競争が激しくなります。競争を勝ち取る策としては次のようなものがあると思います。
- 仕事スピードを速い
- 仕事の精度が高い
- 応答がタイムリー
- 価格が同業者より安価
- コミュケーション能力が高い
弊社での選択優先順位
次に、弊社がフリーランスの方に業務委託する場合の選択優先順位は次の通りです。
- コミュニケーション能力がある
- 仕事の精度が高い
- 応答がタイムリー
- 仕事スピードが速い
- 価格が同業のフリーランスより安価
私たちからの提案
そこで、フリーランスのコーダーやウェブデザイナーの方々に、価格に振り回されず仕事を取る方法として私たちから提案があります。
ウェブデザイナー・コーダーの方へ提案
- できるだけW3Cが提唱するhtmlとcssの準拠に従ったコーディングを行う。
- SEO対策の基本的な知識を得た上でコーディングを行う。
- サイト表示スピードチェックし、問題があれば解決することを心がける。
- 第三者がソースコードを見た場合、どこに何があるのか一目瞭然にする。
- ユーザビリティの高いデザインを心がける。
- 画像の最適化を行う。
- ページタイトル・ディスクリプションの最適化を行う。
一歩先を行くウェブデザイナー
ウェブデザイナーをしておられるフリーランスの方々のほとんどが、見た目のデザインを優先しいる傾向があります。それは、クライアントの希望であったり、ご自分のデザインセンスをウェブに反映させたりと、つまりホームページを制作する側に主軸があるように見受けられます。
ここで考えていただきたいのは、ホームページは一体「誰が見るのか」ということです。ホームページを立ち上げるということは、当然アクセスしてもらいたいターゲットユーザーがいます。そのユーザーにどのように見せるとコンバージョンに繋がるのかというマーケティング視点でデザインすることが重要です。しかし、現在ホームページ制作会社を始め、フリーランスウェブデザイナーの方々の多くはこのマーケティングを考えていらっしゃらないように見受けられます。
ここがポイントです。
もし、このようなこと、つまりマーケティングを理解しているウェブデザイナーなら同業他者と大きな差別化が図れ、クライアントに喜ばれる存在になるでしょう。そして、ホームページ制作費の価格競争に巻き込まれることはなく、あなた自身の集客はもちろん、同業他者に差別化を図る最大の強みとして生かせることになります。